自習力養成講座・メール講座【第3回】

【「自習力UPマニュアル」解説動画3の視聴ページ】


メール講座【第3回】

今回は「メール講座 第3回」となります。

・・・ということは、本講座にご参加頂いてから、すでに2つのメール・動画の感想を送って下さっているということになります。

素晴らしいです。

冗談抜きで、本当に素晴らしいと思います。

人間はすぐに忘れてしまう生き物です。

新しいことをはじめても、すぐに元通りの日常に戻り、なかなか行動が継続できない生き物です。

そんな中、こうしてしっかりとメールを読んでくださり、さらには、感想まで提出されているのは、本当に意識が高い方なのだと思います。

本日も解説動画をお届けしますので、感想を送ってください。感想だけでなく、何か不明点や疑問点についての質問でも構いません。お気軽にメッセージをください。

 

さて、前回のメールで、自習力養成講座と講師の紹介をさせて頂きました。

その中で、私が中2の学年末に成績を急上昇させたという話をしました。

読者の方から、

「どこかの塾に行かれたり、良い先生に教えてもらっていたのですか?」

という質問を頂きました。

そこで、今日は、その点について、もう少し具体的なお話をさせて頂こうと思います。

すでにお話ししている通り、私は中2の1学期に「2」を取り、

「目標の学校に入れない」

という危機感を感じて勉強するようになりました。

約4ヶ月後には成績を10上げ、約6ヶ月後には45点満点中の42まで成績を上げました。

中3になり、最終的には、一夜漬け程度のテスト勉強で全教科90点以上、成績も43/45になりました。

その後、学区外の進学校に合格できるほどに、学力を伸ばせたのです。

その当時、「2」を取った時も、すでに塾には通っていました。

ただ、地元の塾ではなかったので、テスト時期やテスト範囲が異なったり、そもそも使っている教科書が違く、テスト前の授業は休んでいました。

家で、自分でテスト対策の勉強をしていたのです。

中2の1学期に「2」を取った時、学校の先生には、

「授業をちゃんと聞いて予習復習していれば大丈夫」
「心配なら塾に行きなさい」

というようなことを言われただけでした。

塾にはすでに通っていたし、部活もテスト前数日以外は練習がびっしり入っていたので、それ以上授業を増やすことも出来ない状態でした。

学校にも塾にも、先生には頼れないということで、自分で勉強のやり方を見直すことにしたのです。

なので、私の場合は、「塾の授業数を増やした」とか「良い先生に効果的なアドバイスをもらった」というわけではありません。

自分自身で、試行錯誤をくり返し、勉強のやり方を見直したのです。

本講座で提案する「勉強のやり方」「自習力」とは、まさに中2の時の私の実体験が出発点になっているものです。

それらのポイントは、すでにお渡ししているマニュアルに示してある通りです。

もちろん、その他にも、教科毎の学習のポイントや暗記方法やメンタルトレーニングなど、その後に追加した内容もあります。

講師として指導する中で気付いたこと。

大学院で学ぶ中でわかったこと。

でも、そのどれもが、特定の先生に授業で習ったものではありません。

自分自身で考え、行動し、修正してきたものです。

もちろん、まったく誰の手も借りてない、と言えばウソになります。

成績が良い人のやり方やテストの点が取れている人の行動を真似してみたりもしました。

当然、参考書などを読んだりもしました。

いずれにしても、私は、思いついたこと、良さそうなことは、自分で実際にやってみたんです。

マニュアルでいうところの「素直さ」です。

良いと言われていること、すでに結果が出ていることを、「素直に、そのままやってみた」のです。

もちろん、だからといって、すぐにできるようになったわけではありません。

教科によって、内容によっては、すぐに結果が出るものもありますが、勉強は積み重ねが大事ですから、昨日、今日少しやったからといって、いきなり点数が10点も20点も上がりません。

特に、最近の生徒は「ちょっとやったらすぐに結果が出る」お手軽な方法を求める傾向が強いように感じます。

が、残念ながら、そんな方法はありません。

泥臭く、地道に、積み重ねるていくのが、結果として、早いし強い。

 

私自身も、試行錯誤、微調整をくり返し、自分なりに結果を出しやすい方法を探っていったのです。

一例を挙げれば、テストの問題と普段使っている教科書や問題集を見比べることをしました。

冷静にくらべてみると、何となく勉強していた時には気付かなかったことが、よく見えてきました。

実は、教科書や学校のワークとほとんど同じものがテストに出ていること。

塾の問題集でやったことが完ぺきに仕上がっていれば、できたはずの問題がたくさんあること。

そうした普段やっていること、使っているものを確実にやりこむことで、75~85点くらいは取れる可能性があること。

それに気づいたことで、余計に「塾の授業を増やす」という選択はしませんでした。

だって、いま受けている授業や使っている問題集でも目標点は取れるのですから。

あとは、それをどうやって自分が習得するかが問題なのです。

だからこそ、ふだんの学校や塾の授業の受け方、教科書や問題集、ノートの使い方、
時間の使い方、などの勉強方法に注目していったのです。

おそらく現在塾に通われていて、テストの結果が良くなかった時、追加授業を提案された経験がある、という方もいらっしゃると思います。

あとは、夏休み中の夏期講習なども、当たり前のように受講させられている、という場合もあるかと思います。

当然、今の授業時間数で結果が出ないのであれば、授業数を増やすというのは、ひとつの解決策ではあります。

授業が無意味だとも思いません。

ただし、

塾側が提案する授業時間数には、たいした根拠がないことも多い、ということは、ぜひ知っておいてください。

「テストの結果がいまいちだったから授業時間数をあと1時間増やして、しっかり対策していきましょう」

「中学生ですから、これくらいの時間数はふつうに皆さんやってますから」

など、よくよく考えてみれば、なぜその時間数が必要なのか、実はよく分からない説明で追加提案している場合もあります。

そのような授業を追加しても、結果はあまり変わらないでしょう。

もちろん、増やした分の時間は学習することができています。

でも、先生が教えてくれる授業をただ受けているだけで、自分の練習が不足しているなら、当然、結果は出てきません。

原因が何にあるのかを見極めた上で、それでも授業を追加すべきであれば、授業数を増やす必要があるでしょう。

しかし、

これまでの私たちの経験上、成績不振のほとんどの原因は、「やり方」と「自習力」です。

「正しいやり方で自分で練習する」

当たり前といえば当たり前のことですが、実は出来ていない人が多い。

学校の先生や塾の先生ですら、それがわかっていない人、わかっていても教えられない人が本当にたくさんいます。

そうしたことが、きちんとわかっている先生に指導してもらえるなら何の問題もありません。

しかし、

ごくふつうの一般的な塾に、そこまでの先生はめったにいません。

私たちはこれまで塾業界で20年以上指導してきた中で、たくさんの先生に出会ってきました。正確な人数は記憶していませんが、まちがいなく数百人という数です。

その中で、

「この人は!」

と思える人はごく少数。両手で数えられるくらいの人数です。

残念ですが、それが現実です。

仮にそうした良い先生がいたとしても、その先生の授業を受けただけでは、やはり成績が上がることはないでしょう。

授業を受けただけで成績が急上昇!

そんな魔法のような方法はありません。

だから、良い先生、良い授業があってもなくても、どちらにしても「自分でやる」という部分は絶対に避けられません。

だったら、めったに出会えない良い先生を探し回ったり、無意味に授業を増やしたりすることにエネルギーを使うのはナンセンスだと思いませんか?

それよりももっと確実な方法に時間もお金もエネルギーも使った方が良いと思いませんか?

現在、良い先生に出会えていないとか、良い先生がいたとしても、授業を受けるだけになっているならば、今やっている勉強自体が無駄になってしまっている可能性があります。

一生けんめい取り組んでいるのに、塾に通い、勉強もしているのに、テストの点・成績が上がらない、というのは本当に苦しいものです。

子どもはどんどん自信を失ってしまうでしょう。

どんどん勉強が嫌いになってしまうかもしれません。

それはどうにかしないと、本当に悲劇です。

ちょっとしたやり方の違いで、ちょっとした意識の違いで、見違えるように良くなった生徒を、私はたくさん見てきました。

そんな人間からすれば、正しい勉強方法を教えていない、一般的な学校や塾の先生はやはり、ちょっと許せない!

単に問題の解き方だけを解説し、自分が気持ちよくしゃべるだけの自己満足の授業を押し付けて、仕事をした気になっている講師。

自分の指導内容・方法も見直さず、結果が出ないと追加授業を受けさせる塾。

子どもの課題解決に必要な授業数より、会社の売り上げノルマが優先される一大イベント化した夏期講習。

もちろん、塾だって営利団体ですから、売り上げは大事です。

でも、売り上げ=授業料は、子どものための指導をする対価として頂くもののはずです。

課題解決できないばかりか、さらに追加の費用をもらうというのはどうなんでしょうか?

もちろん追加授業によって課題が解決できるなら良いのですが、そうではない人がたくさんいるというのも事実です。

いずれにしろ、中途半端な塾や先生たちに子どもがダメにされてしまうのを見ていられない。

勉強してるのに、塾にも行ってるのに結果が出ない人には、ぜひ正しい勉強方法を知ってほしい。

心からそう思うのです。

 

現在は、世の中が大きく変化し、学校での従来の受験学力ではなく、思考力・判断力・表現力などが重視されています。

大学入試も思考力などを測る試験を積極的に導入しようとしています。

今後ますます「自分で考える力」や「自分で行動する力」が重視されるようになると思います。

情報化、国際化、IT・AIの進化、少子高齢化などなど・・・

現在の世の中の状況をみると、いままでと同じことをしていてもダメな時代がやってくるはずです。

でも、安心してください。

「正しいやり方」と「自習力」を身につければ、たとえどんな状況でも自分の力で越えていけるはずです。

なぜなら、「自習力」を身につける過程こそが、まさに「自分で考える」こと、「自分で行動する」ことの連続だからです。

これからの激動の時代。

こうして何かの縁で出会ったあなたのお子様には力強く生きていってほしい。

自分の課題を、自分で考え、自分で解決のための行動ができる人になってほしい。

本来、教育とは、そうした力を育成するものだと思います。

日本の教育界では、学校のテストや入試、偏差値、学歴などが大きな力を持っています。

でも、

これまでの基準だけで勉強して、大学までは行けたとしても、もうその先の未来に希望は持てません。そういう時代になってきています。

ぜひとも、意味のある勉強をお子様にさせてあげて下さい。

ちゃんと、将来にまで良い影響を与える勉強をさせてあげて下さい。

本講座がそのために活用して頂ければ、これ以上の喜びはありません。

 

では、今回の自習力UPマニュアル【解説動画3】をお届けしますので、ぜひご覧ください。

今回の動画のテーマは、「行動量(基準値)」です。

今回もマニュアルを読んだ上で、解説動画を見て頂くと、より理解が深まると思います。

そして、視聴後はすぐに感想をまとめてみてください。

気付いたこと、活かせそうなこと、疑問点、などなど何でも構いません。動画を見て頭に浮かんだことを言葉にしてみてください。

何も浮かばないという方は、今回の動画のポイントをまとめる(要約する)だけでもOKです!

とりあえず、何かを言語化することに意味があります。

そして、それを誰かに伝えることに意味があります。

ぜひ、取り組んでみてください。

 

解説動画3・自習力UPマニュアル

解説動画3

「自習力UPマニュアル」の3つ目の解説動画です。

ぜひマニュアルとともにご覧ください。

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    自習力UPマニュアル

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    「自習力UPマニュアル」

     


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