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メール講座【第5回】
ラーニング・ラボ/自習力養成講座の関口です。
これまでの講座では、
■勉強のやり方+自習力の大切さ
■勉強してるのに、塾に行ってるのにテストの点・成績が上がらない理由
について、お伝えしてきました。
さらに前回、「勉強のやり方を教えられても、上手くいかない人がいる」こと、そして、その原因が「考え方」にある、ということについてお話しました。
そこで、今回は、その問題の解決方法である「『自習力』を正しく習得する方法」についてお話ししていきます。
・・・が、その前に一つだけお話ししておきたいことがあります。
勉強で成果を上げようと思ったとき、テストの点や成績を上げたいとき、塾や家庭教師を利用する方がほとんどだと思います。
ただ、多くの人が学校に通っていて、毎日授業を受けているのに、なぜ、学校以外でお金や時間を使って勉強しているのでしょうか?
例えば、スポーツや音楽など習い事でも、先生(師匠、指導者など)に指導を受けることがほとんどです。
「学ぶ=まねぶ(まねする)」
などとよく言いますが、まさに先生を正しくまねることから学びは始まります。
○○道などを習った経験があれば聞いたことがあると思いますが、いわゆる「守・破・離」です。
特に歴史の古い芸事などでは、「型」と呼ばれるものがあります。何十年、何百年と受け継がれてきた、その道の基本が「型」となっています。それを来る日も来る日も真似することが、修行の第一歩です。
これはスポーツなどでもまったく同じです。
来る日も来る日も、基礎練をくり返します。
では、なぜ、そうするのでしょうか?
その答えは、「真似をすることこそが上達の近道」だからです。
勉強も同じです。
もちろん独学でやることもできます。勉強の場合は、学校に行ってるわけですから、それで事足りる人もいるかもしれません。
ただし、受験などになると、厳しいことが多くなってきます。
学校の授業のペースは、先生やその学校、クラスの生徒のレベルで速くなったり、遅くなったりします。あるいは、毎年学年末の単元や行事前後の単元はあまり深掘りせず、表面的な解説で終了する単元もあります。
学校の授業内容だけだと、入試には対応しきれない部分が実際にはあります。
さらに、入試前は過去問対策などに集中したいので、遅くともだいたい12月には中学の内容を全部終わらせたいところです。
でも、実際には、12月の段階で全て終わる学校は少ないでしょう。
毎年、塾に行ってない生徒は、本当にかわいそうだと思ってしまいます。
残念ながら、これが現実なので、だからこそ、多くの人は塾に通います。
勉強が特に苦手ではなくても、「中学になったらとりあえず塾」に行くという人も少なくありません。
でも、先生に教えてもらう方が効果的・効率的に学べるのですから、それは賢い選択といえます。
すでに現在塾に通われているのなら、当然のことかもしれませんが、中には目先の費用を惜しんでしまい、無料の情報だけ、低額の本などだけを読み、自力でやろうとする人もいます。
もちろん、「自力でやる(行動する)・自分で考える」というのは悪いことではありません。
でも、例えば、本の成功事例を真似しようと思っても、全く同じ素質、環境の人はいませんから、当然、そのまま自分に使うことができない場合があります。活字になったもの(本や参考文献)だけだと、読み違えたり、誤解している可能性もあります。
いざ自分で実践してみても、誰にも、何も聞けない状態でいるのは、実はとても不安なはずです。
「このままでいいのか」
「やり方をまちがえているのか」
「これはどうすればいいのか」
指導者からすれば、はっきりと分かり、すぐにアドバイスができることでも、なかなか初学者が自分で自分の弱点は判断できません。そうなると、当然、もやもやした、不安な時間が続いてしまうでしょう。
たった一言、先生に、
「そのままやれば大丈夫だよ」
「順調にやれてますよ」
「まちがってないよ」
と言ってもらえれば、安心してできるのに、自分でやると疑心暗鬼になり、
「別の方法が良いのかな」
「ここまでやってきたんだし・・・」
「・・・どうすればいいんだろ」
とても辛い時間を過ごすことになってしまうかもしれません。もしくは、あと少しだけ続ければ結果が出たのに、途中でやめてしまう場合もあるかもしれません。
先生がいて、もしやり方をまちがえていたら、
「それは良くないのでやめよう」
「こっちの方法でやりましょう」
「こっちの方がもっと良いよ」
と、すぐに軌道修正してもらえます。
そっちの方が断然スピーディーに勉強できますよね!?
だからこそ、勉強の場合でも、先生に習うことができる塾などを利用するのは賢い選択だと言えるのです。
ただし、これもくり返しお話ししてきましたが、使う場所・使い方は注意が必要です。指導力のない先生・塾の授業を受けても、お子様の勉強の問題は解決できず、使った時間やお金がムダになってしまう可能性があるからです。
よく「教育は投資」だと言われます。
もちろん、教育の場合、お子様がこれからの人生を生きる力を中長期的に身につけていくものです。
だから、すぐにリターンがあるわけではありません。
テストや成績、入試の結果であれば、比較的すぐに結果は出てきます。
しかし、本当の成果は、数年後、もしかしたら10年後とかに出てくることもあります。
将来、お子様が幸せな人生を歩めたら、その投資は意味のあるものになります。
逆に、それだけの価値がなければ、意味のない投資になってしまいます。
「テスト・成績さえ取れてしまえば良い」という考えで塾に通い、学生講師などに問題の解き方だけ教わるのは、ムダな投資になる可能性が十分にあります。
それは、なぜかというと・・・
かつて、良い学校に入り、良い企業に就職すれば安泰だ、といえる時代がありました。
でも、今はちがいます。
少子高齢
人口減少
情報化社会
国際化社会
企業の副業解禁
終身雇用制の崩壊
AI(人工知能)の進化
変化の激しい激動の時代です。
目の前のテスト・成績、入試の合格、入社試験の合格が目的あれば、単にテストの問題を効率よく解く方法があれば良いでしょう。
それならば、学生講師でも何でも、テスト問題の解き方さえ教えてくれる人なら誰に習っても構わないでしょう。
しかし、今は、大人になっても学び続けることが求められる社会です。
そんな社会で必要なのは、学生時代の成績や学歴ではありません。
■新しいこと・様々なことに挑戦する力
■前向きに学び続ける力
です。
もちろん、まだ日本社会では、学歴も重要視されています。
しかし、学歴はあくまでも最初の入場チケットのようなもの。一度、入場してしまえば、その後は完全に実力が優先されます。
いくら東大、早稲田、慶応など有名大学を卒業したからといって、仕事ができない人を企業は養い続けてはくれません。
逆に、偏差値ランクが高くない学校出身でも、価値ある仕事ができる人を企業は放ってはおきません。
そう考えれば、私たちがやるべきことは、自然とはっきりしてくるはずです。
テスト・成績を上げ、良い学校への進学をすると同時に、その後も使える実力を身につけること。
つまり、
「やり方」+「自習力」の習得こそ、今、これからの人が取り組むべきことだと私たちは考えます。
そのことにいち早く気づき、私たちを訪ねて来られる方がすでにいらっしゃいます。そのうちの何人もの方に言われたことがあります。
「子どもが勉強できるようになるために必要なことには、できるかぎりお金を払おうと思っています」
「でも、『昨日まで高校生だった人』『今でも教えてもらう側の人』にお金は払えません」
確かに、大学生などの学生講師は、大学に入るまでのテスト経験はあります。
でも、これから社会に出ていく人ですから、その先の人生については未経験です。
ただし、それは学生に限らず、今までの古い考えを持っている人、自分が学び続けていない先生も同じことが言えます。
現在の世の中は、それほど先が見えないのです。
5年後、10年後が読みにくい時代で、自分自身が学ぼうとしない人は、たとえ先生だとしても、時代に取り残されていきます。
学校も、塾も、教科書が毎年変わるわけではないから、新しいことを学び続けている先生は案外少ないものです。同じ教科書で、同じ内容をくり返し教えていれば、授業は成り立ってしまうからです。
そういう人に、これからの社会を生きていく、社会を担っていく子たちをちゃんと導けるのでしょうか?
非常に疑問ですね。
だからこそ、今これを読んでいるあなたには、あなたのお子様には「正しいやり方」+「自習力」を身につけてほしい。自分で、自分を成長させてほしい。
・・・そう思うのです。
とはいえ、自習力UPマニュアルと解説動画をご覧になっている方はお分かりだと思いますが、やるべきことはたくさんあります。
「まず何をやったいいのか」
「どのくらいやったらいいのか」
いざやろうと思っても、不安な部分が多いと思います。
勉強は、1度や2度やったら成果が出る、というものではありません。
正しい「習慣」を身につけるのが、非常に重要です。
だから、
「なかなか自分でやれる自信がない」
「もっと具体的・実践的に学びたい」
「正しい自習力を身につけたい」
という方のために、1つの解決策をお伝えしたいと思います。
それは・・・
・・・と、続きは次回お知らせします。
※ムダに引っ張ってすみません(>_<)
本当にご興味・ご関心がある方、しかも、学ぶ意欲の高い方だけにお伝えしたいので、ここでもうひと手間かけさせていただきます。
・・・といっても、これまで通り、今回のメール・動画の感想を送って頂ければ、すぐに次回のメールをお届けします。
意識の高い方からすれば、「たったそれだけの手間?」と思われるでしょうが、ですが、たったこれだけの手間で、中途半端な考えの方は次には進んで来なくなるのです。
ぜひ、あなたは何も気にせず、いつも通り感想を送って、次回メールをお受け取りください。
では、また次回の講座お会いしましょう。
解説動画5・自習力UPマニュアル
解説動画5
「自習力UPマニュアル」の5つ目の解説動画です。
ぜひマニュアルとともにご覧ください。
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自習力UPマニュアル
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読解力・論理的思考力を鍛える作文・小論文(意見文)の書き方をテーマとした本(電子書籍)を出版しています。
ご興味、ご関心がございましたら、ぜひこちらのページをチェックしてみてください。
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