今回は、中学校社会科の公民分野に関連する「国債」について、特に、その発行の仕組みについて簡単に解説していきます。
教科書的な学習では、ここまでの内容は学習しないことがほとんどですが、近い将来社会人となる中高生にはぜひ知っておいていただきたい内容です。大人の方でも、実は知らなかったという方も多い話です。
メディア(新聞やテレビなど)でも「国債=私たち国民の借金」というような切り口で、「国債発行額=国民一人○○百万円」という表現も度々目にします。また、国債を買うために、私たち国民が銀行に預けている預貯金が使われている、という話もよく耳にします。最近では、国債の発行額が増大し、日本の財政破綻が起こるという話もあちこちで見聞きします(最近というより、実はもう何年も前から言われていますが…)。
はたして、国債とは本当に私たち国民の借金なのでしょうか?さらに、そもそも国債って誰が(誰のお金で)買っているのでしょうか?
・・・テストや入試では、おそらく問われることはないですが、日本国民のひとりとして、ひとりの社会人としては知っておきたいこと。今回は、そんな話をしたいと思います。
【動画講座】国債発行のしくみ:国債は国民の借金?
■効果的・効率的に「成果を出せる」勉強方法について知りたい方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。タイトルに「中学生の勉強法」とありますが、小学生でも高校生でも(場合によっては大人でも)役に立つ内容になっています。