自習力養成講座・基礎編【第4回】
塾講師の二人が、オフの日に何となくしていた会話を収録したものです。
居合わせた知人が「これは小中高生の親御さんに聞かせたい」と撮ってくれたものを編集しています。
もともと世に出すつもりはなかったものなので、かなりラフに話しています。が、けっこう真面目に「学習」「教育」「自習力」について語っています。
というか、これこそが「自習力養成講座」の出発点になっています。その意味での【基礎編】です。
なお、【基礎編】は、vol.1からvol.5までの計5つの動画があります。それぞれ感想を送って頂いた方に、続きの動画をお届けしています。
感想は、かんたんなもので構いません。一言、二言でも大丈夫です。それより何より、5つともすべてをご覧頂きたい気持ちの方が強いです。
感想は、動画の画面の下に専用の【感想提出フォーム】をご用意していますので、そちらからお願いいたします。
第4回の今回は、「学力・成績・人間力上げたいなら「自習力」を身につけろ!」というタイトルがふさわしい内容になっていると思います。
現在「基礎編」として、動画をお届けしています。
1つ1つの動画の時間がそれなりにありますので、まだ全部見れてない、という方もいると思いますが、いかがでしょうか。
楽しんで頂けているでしょうか。
勉強のことで楽しいというと抵抗があるかもしれませんが、どんなことでも、
「楽しさ(おもしろさ)」
と
「役立つ感」
があってこそ継続的に行動できると思います。
ただ動画を見る、というだけでも、やはり「楽しさ」や「役立つ感」は必要だと思います。
どちらかでも感じて頂けているでしょうか。
ぜひ、感想などにその点も合わせて書いていただければ、うれしいです。
感想はすべてに返信はできませんが、すべて確実に目を通しています。ぜひ、あなたの率直な声を届けてください。
お忙しくて動画が見れていない方も、ぜひ週末に少しだけお時間を作って頂くなどして、ご覧になってください。
今回は、動画とともに、テストにまつわるお話もしておきたいと思います。
テストは大変強い力があります。テストのために勉強するという人もたくさんいるでしょう。
もちろんテストは大事です。テストの点数も大事。
ただ、点数を追いかけすぎると、実は、本当に大切な行動をおろそかにすることになり、結果として点数が取れないという事態になります。
「勉強をやっているのに点数が上がらない」という人は、もしかしたらそういう状態に
なってしまっているかもしれません。
だからこそ、僕らは「自習力」を合言葉に、本当に大事な学習に向き合おうとしているわけです。
テストに対して、勉強に対して、きちんとした行動をとり、きちんと結果が残せると、それが自分の基準値となります。
「こうやるとこういう結果が出る」
「このくらいやるとこのくらいの結果がでる」
そうすると、次からは無意識に、その基準値で行動できるようになります。
しっかりと努力し、成果が出せた人は、次回からも同様に努力でき、成果を出すことができるのです。
僕自身も、中学2年の夏に、高校受験を意識して、勉強のやり方を見直しました。
ひと夏かけて、じっくりと自分と勉強を見直し、たくさんの練習を重ね、どうすれば結果がでるようになるか研究しました。
その結果、中2の1学期に「2」があった成績は急上昇して、一気にオール5に近い成績にすることができました。
それからは、テスト前に少し、教科によっては一夜漬けで、復習するだけでも90点以上の点数が取れるようになりました。
自分なりの方法に気づくことができたからです。
同じ勉強、同じ量の暗記でも、やはり人によってやり方は異なります。
2~3回の練習で済んでしまう人、20~30回の練習が必要な人、ほんとうにそれぞれです。覚える内容によっても変わります。
それから、やはり生まれてからこれまでの「学習の履歴」によるものも大きいでしょう。
動植物に触れる機会が多かった人は、やはり理科などは強いです。早いうちからそろばんや計算など数にまつわるものに触れてきた人が算数、数学が得意というのは、想像しやすいでしょう。
人にはそれぞれ得手不得手もあります。
僕も、教科によって好き嫌い、得手不得手は当然ありました。
ただし、こと学校の勉強に関しては、多くは後からの努力で何とでもなる、そう今のところは信じています。経験的に。
で、こうした得手不得手というのは、ちょっとしたきっかけで逆転する場合もごくふつうにあり得るのです。
僕自身、高校進学直後は、理数系に進もうと考えていましたが、高2の数Bのある単元でつまずき、それがどうしても克服できず、数学をあきらめることにしました。
もしかしたら、超えられない壁ではなかったのかもしれません。でも、それを超えるだけの気力がなくなってしまったんですね。
それであれば、別の方に、という思いが勝ってしまったので、数学は高2以降、ほとんど勉強していません。
自分の指向というか趣向というか、さらには限界のようなものは、やはり自分が動いてみないとわからないものです。だから、まずは実際に行動してみてほしいのです。
何かひとつ目標を決めて、それをクリアするために努力してみてほしいのです。
たとえば、いまから何か新しい分野で金メダルを取るというのは、大変難しいことかもしれません。100mを9秒台で走るのはおそらく不可能でしょう。
でも、学校のテストで100点を取るのは不可能ではありません。無理でもありません。
どれか一つでも良いので、たとえば、100点をとるという目標をかかげて行動してみてください。
これを聞いてすぐに
「えー!?100点はムリだよー」
と思ってしまった方は、そのリアクションをする自分こそ、あなたが戦うべき最大の敵です。
やってみもしないで、限界を越えようとしたこともないのに、簡単に自分の限界決めてはいけません。本当に、それが、自分の限界になってしまいます。
だから、まずは、自分の得意不得意やどのくらいの努力でどんな結果が出るのか、自分を自分で試すためにも、次のテストで思いっきり勉強してのぞんでみてください。
保護者の方は、ぜひこの内容をお子様に伝えて、そうできるように、サポートして頂ければと思います。
はじめの一歩。
腕を大きくふって、膝をぐっとまげて、思いっきり飛べば、思ったよりも高く飛べます。
最初の一歩が大事。
そこが次のスタートラインになるのです。
では、今回の動画を下の画面でご覧ください。
【基礎編】動画vol.4
【基礎編】動画vol.4
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