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スポーツも芸術も勉強もまったく同じ-圧倒的努力で自分を磨け!!
上記の記事で、「勉強する意味・価値」として、以下のような指摘をしました。
嫌なことに直面した時の自分。
たくさんのタスクを計画的に、期間内で終わらせるスキル。
身につけた限られたスキルでまだ見ぬ難問を解いていく作業。
自分には対処ができない難問に出会ったときに誰かに助けてもらう。
こうした力は、学校の勉強において大切なことというだけでなく、社会に出て仕事をする際にも、重要なものです。
そんな魅力的な力を受験勉強であっても身につけることができるのです。
身につけるというよりは自分の反応を直視して、その自分を磨いていくこと、と言っても良いと思います。
もちろん、それは教科の勉強でなくても良いのです。
たとえば、フィギュアスケートで才能が開花したなら、第2、第3の羽生君を目指せばいい。
その時には、もしかしたら学校の勉強なんて必要ないのかもしれない。
でも、あなたには分かるはずです。
そうした道で一流とよばれるまでになるのは並大抵のことではないことを。
東大や早稲田、慶応に入った学生に「頭が良くてうらやましい」と思う人もいるでしょう。
でも、そうした学力優秀だとされている彼、彼女の中には、きっとこう思っている人が少なからずいるはずです。
自分にはスポーツの才能も、友人から笑いをとる才能も、音楽も芸術も他に才能を発揮できるものがなかった。
でも、勉強ができた。
だから、それを伸ばしただけ。
そうです。
賢い人ほどきちんと自分を知っているのです。
勉強やテスト、入試などを利用して、自分を磨くことをしているのです。
スポーツでは当然なのに勉強だとやらないの?-圧倒的努力・反復練習の先にこそ成果がある!
スポーツや芸術であれば、圧倒的、強烈な努力をするのは当たり前。
基礎技能を定着させ、向上させるため、来る日も来る日も反復練習するのは当然。
多くの人が共感できることだと思います。
でも、いざ話題が勉強になるとまったく別ものだと考える人もいるようです。
勉強でもまったく同じです。
日々の反復練習や基礎技能の訓練など、必要なことを、必要なだけ、「できるまでやる」ってことがひとまず誰にとっても重要なことです。
もちろん程度の差はあります。
1時間でできてしまう人もいれば、3日かかる人もいるでしょう。
しかし、3日かかるのであれば、3日かけてきちんと「できるまでやる」ことをしなければその先はないのです。
プロスポーツ選手にあこがれて一生けんめい練習するのもいいでしょう。
音楽の道で食べていく、とライブ活動に励むのもいいでしょう。
でも、その道は非常に険しい。
それに比べれば勉強ははるかにやさしいものです。
少なくとも義務教育(中学校)までの学習であれば、特別な事情がない限り、誰でも成果を出せます。
また出せるように勉強と向き合うべきです。
社会人になる上で、必須の事項がつめこまれているわけですから。
さらには、きちんと勉強に向き合うことで、勉強に向き合ったときに発見する自分と向き合うことで、実に多くのことを身につけられるわけです。
その先の人生を根底から支えてくれるほどの。
だから、何か自分を輝かせたり、磨いたりする努力をしているわけではないのなら、あるいはそういう何かがあっても、時間や気持ちにまだ余裕があるのであれば、安易な気持ちで勉強から逃げないでほしい。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」「こんなことして何になるの?」に対する答え
もちろんだからといって急に勉強が好きになるわけでもない。
それでも、真剣に向き合って、少しでも楽しめるポイントを見つけだすように、勉強を続けてほしい。
だから、ただ、安易に勉強から逃れる口実として、先のような質問をする人には僕はいつもこう答えています。
先生、勉強なんて意味ないじゃん。
だって大人はこの問題解けないよ。
それなのに、なんで勉強しないといけないの?
こんなことして何になるの?
そうかもしれないね。意味ないのかもしれないね。
でも、きちんとやれば必ず答えが出る、成果が出るのが勉強だ。
それなのに、こんなこともできないのに他に何ができるの?
こんなこともできないのに、いったい何になれるの?
厳しい言い方かもしれませんが、それが現実なのです。
それを分かったうえで勉強をしましょう。
勉強の意味とは、何か知識を得ることだけではない。
ましてや、教科書に記された問題を解けるようになることではない。
それらの経験のなかで「自分磨き」をすることです。
とっても単純なことではありますが、実際にはそうした意識をもって勉強に向き合えている人はそれほど多くはありません。
それは学校の先生であっても、そうなのです。
だから、あなたが勉強をうまくやれていなくても、それは仕方のないことなのです。
でも、もうあなたは気づくことができました。
勉強の意味って何なのか、を。
この意識一つあるかないかで、この後の行動が変わってきます。
これまで苦行のようにやっていた勉強が、一気に楽に感じるようになります。
目的が変わったのですから。
だから、まずは行動してみましょう。
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